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年が変わっても

 こんにちは
今朝は友人の主催する早朝勉強会に顔を出してきました
皆さんの熱心さには頭が本当に下がります

明け方チラチラと降っていた雪が
昼前には屋根を白く覆いすっかり雪化粧
道路にも積もりそうな勢いです

都市部での積雪はウィークデーなら交通麻痺するところでしょうが
週末で交通量も少なく、大きな混乱もなさそうです
また連休のようですが、お休みの皆さんはあまり遠くに出かけない方が良さそうですね

さて、昨年来の「偽モード」は年が変わっても続いています
まだまだいろいろな偽装が出てきそうな感じがします
こうなればとことん出し切った方が宜しいのではないかと思います

特に食品に関しては偽装と言うよりも
むしろ元々が法的規制があいまいな状態で
今日までやって来たことが大きな要因があります

鮮魚介類の一つとってみても
一次加工された段階では産地表示不要になる訳ですから
原料がどこのものであっても製造者名さえ間違いなければ
「○○の干物」でまかり通るのが現実です
それだけに、中には著しくモラルの低い業者がいても不思議なことではありません

日本の食料自給率が低下している現在、かつて有名な産地であったという港も
その姿は見るに忍びないものがあります
それだけに地先で水揚げされるもの以外の原料も使わざるおえないのは
致し方方ないことなのでしょうが
加工業者さんはその中で可能な限りのモラルある表示にを努めると共に
消費者もこの国の食糧事情きをちんと理解した上で
日常の買い物をすることが大事ですね

昭和50年代半ば某大手量販店では
「都内の新婚家庭から包丁とまな板を取り上げる」を合言葉に
皿に移し変えたり温めるだけで食卓に並ぶ商品展開を進めたと聞いています
そして今、どこの食品売り場でもそれがあたりまえの姿になっているのです

その便利さに、「有名メーカーを信頼しているから」という事だけで
食材の吟味を怠ってきた消費者自身の甘えにも問題があります

ただ、残念なことは今や農業も漁業も、その従事者の数は激減し
たとえ後継者を増やそうとしても、農地は既に住宅に転用され元の田畑に戻ることもなく
机上だけの馬鹿げた農水省の政策のために、漁船漁業はその認可さえも奪われた現在

かつての食糧自給率を取り戻すことは不可能に近いものがありますが
それでも、消費者である国民一人ひとりが意識を変えて行くだけでも
多少なりとも改善の道を歩むことが出来るのではないでしょうか

SOJI O'MOTO


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